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【雑感290】危機感あおりの限界

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私は目標を設定するとき、

自分がこうなりたいという思いとこうはなりたくないという思いと両方のアプローチで考えている。

たとえば、自分の思考を明確にしたいという思いを私はかなり強く持っている。

この辺の経緯は前回詳しく書いたので、まだ読んでいない方はこちらからご覧ください。↓

【雑感299】年始のご挨拶とおひさまようこ活動の近況報告

曖昧な思考では何も生み出せない。だからそんなポンコツにはなりたくない。これはかなり切実な思いだ。

そして、思考が明確であるというだけで一気に結果に結びつく。私だって人並みに世の中の役に立てる人間になりたいから、そのための努力なら(そんなにたいしたことはできないけれど)やっていきたいと思う。

世の中でもこの考え方はおそらく一般的なもので、いわゆるアメとムチというのも同じ発想だろう。危機感をあおりつつ、行動や結果につながればすかさず褒めて次なるサイクルにつなげていくというのは、効果的なマネジメント手法だと思われている。

私自身がこれが機能するから、一般的に言えることだと思ってきたけれど、8年間おひさまようこ活動で受講生の成長を見守ってきて、どうやら違うかもしれないと思い始めた。

一言で言えば、アメとムチではなく、アメとアメでいいのだと思う。

アメとアメだなんて、調子に乗って努力しなくなると思われているかもしれない。実際私もそう思ってきた。

でも、よく考えてみてほしい。

ムチは、「あなたはポンコツなんですよ」と指摘されることだけじゃない。自分のポンコツぶり(=現在地)に自分で気づいて悔しく思うことだって含むのだ。

そして、自分の現在地との差分が生まれる対象は、世の中の標準とされることや他人である必要はない。自分の理想と自分の現在地の間の差分に注目したっていいのだ。

つまり、大事なのは、自分の現在地が明確にされてしまうほどに、自分の目標が明確になることなのだ。自分はどうしたいのか、どうなりたいのか、ということをひたすら考え続けることなのだ。

現在10年プロジェクトでは2023年の目標設定準備の真っ最中。

アメとアメ戦略でやっていこうと思っている。

 

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