10年プロジェクトで勉強会を行いました。
今回は、コーチング練習会ベーシッククラス補講として、人の話を「聴く」ことにフォーカスしました。
「聞く」と「聴く」の違いはコーチング初心者には難しいので…。
ご感想をシェアします。
◆本日のご感想◆
・ 今回は、知識と職人芸という2つの軸を中心としながら、知識の確認をしてもらう勉強会でした。
座学から入ったコーチング練習会ベーシッククラスも、最近は他の人のセッションを見て気づきをどんどん拾っていく段階に入っているのですが、正直、私の解像度はまだまだ荒く、このあたりで知識の再確認をしておきたかったので、ちょうど良いタイミングでの勉強会でした。
これまでも、コーチングセッションなどで、他の人が私の話にキョトンとしていても、陽子さんだけは、すぐに理解して反応してくれているのが不思議だったのですが、日頃から人の話を自分なりのフレームで切り取って、知識として格納しているからできることだったんだと、納得しました。
コーチングで大事なことは、セッションの時だけ頑張るのではなくて、日常の会話に敏感になることなんだと思いました。
印象深かったのは、「いちごが好き」に対して、「私は梨が好き」と答えてしまう話。
相手が自己開示を始めたところなのに、無意識に主語を自分に置き換えてしまって、「聴く」ができなくなっている例で、これは私がいつもやっていることだ!と思いました。
コーチングカンバセーションは、クライアントのための時間だから、話の中心はずっとクライアントでなければならない訳で、自分の話をしている場合じゃなかったんだと、ようやく気がつきました。
結局、相手の話を聞いているようで、頭の中で自分の価値観で評価してしまったり、自分に置き換えたりしているから、「私は梨が好き」が頭の中で渦巻いてしまって、言いたくなっちゃうんだろうと思います。
この頭の中で煩く響く「私はね、私はね」のボリュームを下げないと、コーチング云々以前に、自分の価値観を押し付けまくりの人になっちゃうので、意識していきたいところです。
後半で、「自分に向き合うこと」も聴く力に必要という話があって、他人が本音を話しているかは、普段自分の本音に向き合ってないと分からない、と言われて、うう〜ん、聴くって深い!と感じ入りました。
確かに、本物を見たことがない人に鑑定ができないのと同じで、自分の適当さを受け流して生きていれば、他人の誤魔化しもスルーしてしまうだろうなぁと思います。
私がセッションを見せてもらっても、気づきを拾えなかったり、クライアント役の不明確さに気が付けないのは、向き合う時間が足りてない、ということに気がつきました。
今回で、陽子さんの魔法のタネを随分見せてもらったのですが、テクニック以前のところが自分は抜けていると思いました。
(M 50代女性 広島県)
・ 人の話を聞くのは難しい。普段から話を聞いていてもいつの間にか自分の話に置き換えていたり、相手の話を理解できないで「うーん」となってしまう事が少なくないのだけれど、これは受け取ってきた情報を一時のフローな情報として流してしまっているからなんだなと思う。
知識と職人芸的な部分に要素を分けておられたが、確かに知識があるとより場面に即した質問がしやすいと思う一方で、自分の経験100%みたいなことを言ってしまうことも少なくない。経験から何がコアになる要素なのかを抽出して、残していく作業を常に心がけていきたいと思う。
私は質問に対する返しのバリエーションが少ないことが悩みではあるのだけれど、そういう抽出作業とか、相手がどうしてそう考えたのかに思いを馳せる事が少ないからなんだと再確認した。
(30代女性 千葉県)
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございます。
そして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまの人生がより自分らしく、楽しく充実したものになりますように。
毎日更新しています!
★────────────────────
・パーソナルサイト
http://ohisamayoko.com
・instagram
http://instagram.com/ohisamayoko_project
・note
https://note.mu/ohisamayoko
☆────────────────────