手帳講座受講生を対象にしたフォローセッションを行いました。
許可をいただいたので、そのまま掲載します。
◆本日のご感想◆
・ここ数日先日の野生Mtgのことを色々振り返って考えていたが、個別フォローで話を聞いてもらって、頭の中が整理できた。
まず、野生Mtgの本来の目的は「みんなで本音を話そう」だったのに、自分が本音を伝えた時点で、満足感を得てしまった。質問に対する回答が得られていないのに、次の話題に移ってしまい、最終的には「対話」というより「一方通行」で終わってしまった感じだ。
今回のMtgが自己満足（個人プレイ）ではなく、みんなにとって何かしら意味のあるものだったと思いたかったのだろう。最終的にわかりやすい結論に飛びついてしまった。でも、その結論に共感を示していたのも一部のメンバーのみで、振り返ると最後まで「対話」とは程遠い状態だったと思う。
自分の意図が相手に伝わらなかった時、例え話を使ったり、表現を変えたり、手を変え品を変え伝えようとすると思うが、私には持ち球が1球しかないので、「言いっぱなし」、「投げっぱなし」になってるなぁという実感がある。
個別フォローの中で陽子さんから「えみちゃんにとって説明できるほどまだ解像度が高い状態じゃないってことだよね」と表現してもらって、「そう、まさにそれです・・・！」という感じだった。
ただ、解像度が上がるのを待っていたら、いつまでたっても質問できないので、そこは「私とりあえず投げるんで、あとは皆さんお願いします！」と周りの力を借りるのもチームの意味なのかもしれない。
でも、やっぱり自分で回収できるようになりたいなぁと思う。
そして今回質問に対して粘れなかったことについて、じわじわと悔しさを感じている。「何であの時話を戻せなかったんだ、私・・・！」と思う。
実はこの悔しさが今回のMtgの1番の収穫なのかもしれない。今までもコーチング練習会などで、質問に粘れなかったと思うことはあったけど、今回ほど悔しいと感じたことはなかった。
今回は失敗に終わってしまったけど、悔しさを持ち続けること、課題として意識し続けることで、今回のMtgを「失敗のターニングポイント」にしたいと思う。
「伝える」の次の課題は「粘る」だなぁ。
＊
日常的に空気を読み過ぎたり、陽子さんからは「社会性が強い」と言われる私だが、感情的になると社会性はどこかに吹き飛んでいって、言いたいことを言ってたりする。
この前も会社でメーカー担当者に激怒してしまった。輸入商品は欠品・遅延のリスクがあるので、大丈夫かと事前に再三確認したにも関わらず、「入荷が遅れている」としれっと言ってきたのだ。しかも向こうから報告があったならまだいいが、こちらから別件の問い合わせをした時に発覚した。
間に合うところには頭を下げて企画を断り、当初の予定から計画数を大幅に下げて、最低限これだけは用意してほしいと伝えるも、のらりくらりとした回答にぶち切れてしまった。
で、その時の感情を個別フォローで分解してもらった。
私が担当している販売先は、欠品・遅延が許されない。リスクがあるなら取り扱わないって事前に言ったよね？⇒何を聞いてたんだよ、こんにゃろー。⇒こちらが重要だと思っていることを、相手も同じくらい重要だとは思っていてくれていなかった。⇒私の「こうあるべき」とは程遠い対応に、「自分を蔑ろにされている」と感じて、怒り爆発。
以前何かの本で読んだことがあるが、人が怒る時というのは、「相手に蔑ろにされていると感じた」という理由が圧倒的に多いらしい。
今回個別フォローの中でこの話を聞いてもらって、これは相手の態度に反応してるだけであって、本音を伝えてる訳ではないんだと気が付いた。
酒の力を借りるじゃないけど、感情の力を借りてるだけというか。考える間もなく瞬間的に反応して、勢いで伝えてるだけ。「本音を伝える」ってもっと能動的なものだと思う。
「感情的になると本音が言える」と思っていたが、それは間違いだった。
感情的に伝えたところで、まず最初に相手に伝わるのは「私が怒っている」という事実で、話の中身は二の次になってしまうだろう。
本当に理解してもらいたいと思ったら、感情の力を借りずに伝えるべきなんだ。ここは少し感情的に言った方が伝わるなと、自分でコントロールできるようになるのが理想だなぁと思う。
（E.M 40代女性 埼玉県）
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございます。
そして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまの人生がより自分らしく、楽しく充実したものになりますように。
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