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【雑感193】2020年オンラインの効率化について考える ③コミュニケーションが「双」方向のものだと改めて思う

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コロナの1年がもうすぐ終わろうとしている。

私に限らず、この1年は「リモート」とか「オンライン」の動きが圧倒的に増えた人が多いのでは。


この流れに乗っかった人と、乗っかれなかった人とでは、行動量に大きな差が出たのではないだろうか。

リモート&オンラインライフを満喫しているからこそ、いろいろ思うことはあるわけで…。あれこれ書いていたら、立派なシリーズものになってしまいました😅

【雑感191】2020年オンラインの効率化について考える ①私の2020オンライン事情

【雑感192】2020年オンラインの効率化について考える ②オンラインは結局気軽じゃない

 

私がいきなりリモート&オンラインライフを満喫できた理由のひとつに、わりとリテラシーが高い方だということが挙げられると思う。

文章読解力も文書表現力も、そんなに不自由していない。動画になっても、自分が一方的に配信することもできるし、双方向のコミュニケーションも取れる。相槌もちゃんとできるし、目線を安定させて話すこともできる。
(カメラを相手に目線を安定させるって最初は難しいと思います💦)

コーチングもお金と時間をかけて学んでいるので、自分が十分にできることは当然として、相手のそれを引き出すことができる。

「もしかしてそういう解釈してる?そっちじゃなくてさ」とか「一般的にはこういう解釈だけど、今回私が言いたいのはこういう解釈なの」という会話は私はしょっちゅうしているけれど、相手とのズレを前提にしたコミュニケーションは結構高度なことらしい。

少なくとも私が話す相手でそこまでして私の不足や誤解をカバーしてくれる人に会ったことがない。でも私はそこまでやってる。(まあそれくらい私の話が抽象度が高いとも言えるが)

そんな私だからオンラインでもオフラインでもあんまり気にならないのだと思う。

でも、ここまでお金と時間をかけないと、オンラインを活用できないのかなあ…。

コミュニケーションは、双方向からするものなので、発信側だけではなく、受け取る方の技術の向上?も必要だよね。補い合うのが理想だと思う。

受信者側のお作法については、前回詳しく書いた。

私が運営するオンラインコミュニティ「10年プロジェクト」では、何度も何度も指摘している。けれど、なかなか理解してもらえない。正直不思議でならない。

「自分が発信者だったらって考えてみなよ、みんなの前で自分の意見を言うのはとても勇気がいることなのに、それに対してまったくの無反応だったら心折れない?」と聞くと、誰もが「折れる」と回答する。

だけど、どんなに言っても、「いいね!」のリアクションひとつくれない人は、いつまでもくれない。

ちなみに、実際にオフラインの場でコミュニケーションしたら、確実にリアクションしてくれる人たちだ。

だから、純粋に、今目の前に見えないものについての想像力の問題なんだと思う。

なお、オンラインコミュニティで5年以上に渡って観察し続けてきた結果、想像「力」の欠如というよりは、「そもそも想像する気があるか」という話だと私は思っている。

つまり、目の前の人へのリアクションは、本人がその人にリアクションをしたい、つながりたいわかり合いたいという気持ちからではなく、「しなければならない」からしているもの。だってそうしないと目の前のその人が怒り出して自分が怒られたり面倒なことになるから。

だけど、オンラインでは、その人が目の前にいるわけではなく、そのコミュニケーションの当事者も複数であることも多い。

だから、自分が何もリアクションしなくても、今目の前で波風が立つわけでもない。だから、「しなければならない」ってほどでもないから、まあいいかって感じ。そこに悪気はないし、めんどくせーなという気持ちすらないと思う。

だから、何度言っても発信者の不安な気持ちは伝わらないんだと思う。

ちなみに、現在は、この問題に関しては、10年プロジェクトでは何度も何度もブチ切れることで、メンバーの中でもっとリアクションしようよ、の雰囲気を作ることができつつあります。(完全に解決したわけではないけど笑)

 

次回に続きます。(次回が最後)

【雑感194】2020年オンラインの効率化について考える ④オンラインに余白は必要なのか

 

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